5月の一日平均訪問者数(下グラフでの赤線)は1,136人となり、4月の1,277人から141人の減少となりました。こうして、昨年8月の底からの復活基調に、終息のサインが現れはじめているようです。
この半年ほどの顕著な伸びを見せてきた「天皇の陰謀」(紫線)が、この5月、いよいよ減少に転じました。この大口の減少が、全体の訪問者数のそれに響いているようです。
その一方、「エソテリック2部作」(黒線)、「Oldコンテンツ天皇抜き」(水色線)、「私共和国」(黒点線)、「リタイアメントオーストラリア」(茶色線)および「初期論考」(青色線)に、それぞれ明らかな伸びが見られます。
「両生空間」関係項目(緑系の線で表示)では、どれも堅調の様子で、「両生空間(無区分)」(黄緑線)が先月までの3カ月の大きな下落から底打ちを続け、「両生空間 2010-2019」(緑線)は今月は反転し、小幅な上昇を見せています。一方、「両生空間 2020-」(コバルトグリーン線)が微減しています。
くわえて、先月注目した一昨年9月ネット出版の『自‘遊’への旅』が、2月中の185ヒットに続き、3月は124、4月も同数124、今月は半減して63ヒットとなっており、注目される傾向です。
最後に、「2項合計」(ベージュ線)の「2項」とは、「新学問」と「Amphibiousの英訳記事」のことですが、この数カ月、その合計が安定した微増傾向を見せています。ことに今月は、英文記事への増加がその大半です。
以上を総括すると、読者の全般傾向は、「天皇の陰謀」という大きな社会的背景をもつ“大テーマ”記事から、個々の読者のそれぞれの関心を反映した“小テーマ”記事への移行があるように思われます。これが今月のみの短期的な傾向である可能性はありますが、見守ってゆきたい傾向です。