8月22日〈金〉
今日も雨。二日も運動抜きで、フラストレーション気味。そこで、泳ぎなら、雨は気にならない。問題は、行き帰りの自転車での濡れ具合。行きは雨の切れ目をねらえたたが、帰りは少々、降られた。二日抜いたあと、1000メートルを完泳。ただしタイムは29分57秒とほとんど30分。つまり、1ラップが3分ということ。昔、1500メートルで30分を切っていた往時の5割増しだ。
8月23日〈土〉
長く続いた雨模様の日が去って、今日は朝から青空。
午後、やや雲が出てきたものの、問題なし。気持ちよくはじりだしたが、昨日の雨の中を泳いだ1000メートルが尾を引いているのか、調子が上がらない。
復路で、ケガから回復した例のノーリミット男とすれ違う。今日の彼、またしても歩きだ。すれ違いざまに、「いい天気だ」声とをかけると、具合の悪そうな表情で「若いなぁ」との返事。その後の回復がかんばしくないようだ。
8月26日〈火〉
この一週間ほど、気になっていることがある。
それは、左の股関節や膝に現れてきている、負荷をかけようとした際の、いまのところは軽い痛みである。実は、同じような現象は以前にも幾度もあった。それは、いわゆる坐骨神経痛からくる症状と受け止め、座り続けないで、動きを作業中にはさむことで、実際、それ以上の悪化はなく、今に至ってきた。
そこに来ての今回なのだが、そこで今までと違うのは、先週月曜の9.63というPSA値である。4か月間で8.90から0.73の上昇は、これまでの、一年で0.5ほどの上昇に比べ、ペースが早い。
この二つの現象を関係付ければ、早期前立腺癌の周囲への転移の始まりと解釈される。
さて、次回、9月29日に予約した専門医との面会では、それを確かめる検査をどうするか、との話となろう。まずは、超短波エコ―による予備検査、そしてその結果はどうでるか。
その弱い痛みなのだが、それはいまのところ、運動を始める初期に出てきて、続けているうちに消えている。つまり、坐骨神経痛と診ていい症状だ。
さて真実はどうなるか。
8月27日〈水〉
はじり8キロ、1時間9分55秒。
8月28日〈木〉
見事な快晴、ただし、西寄りの風が強い。向い風の登り坂となるプールへの道。
泳ぎ始めると、どうも疲れが残っているようで、600メートルで打ち切り。タイムは17分28秒と短い割に悪い。それでも、「やった感」は味わえる。
8月29日〈金〉
さほど期待せずにはじり出したのだが、ペースを上げて、どこまで続くかとやってみたら、8キロのゴールまで続いた。タイムは1時間7分39秒で、おとといより、2分17秒早い。これだけペースをあげると、さすがに呼吸が苦しい。キロ当り8分27秒。こつは、足の回転。車を回すように、その回転数を上げる。不思議と、蹴りを強め、歩幅を広めるほど、負担は増さない。
それに今日は、左腰の痛みを全然感じなかった。坐骨神経痛対策をしてきているので、その効果か。ならばいいニュースだ。
それにしても、はじっていていつも思うのだが、同じ状態のものは二つとない。いつも何かがちがう。気分、体調、故障、天気、温度、湿度、風向き、時刻などなど、無数の組み合わせがあるようだ。
8月30日〈土〉
今日は晴れなのだが、日本の木枯らしのような冷たい南西風が強く、昨日の疲れもあるようで、予定している水泳への“おっくう度”は最高。
そこでなんとか尻をたたいてプールへまで自転車をこいで行って、泳ぎ始める。
昨日の高ペースを支えれた呼吸力のせいか、今日もあえて呼吸を意識し、とくに息を吐くことに集中してリズムを作って泳ぐと、調子はさほど悪くない。
500メートルほどで切り上げてもいい積りでいたのだが、1000を完泳。タイムも28分56秒と29分を切った。
それこそ、十分に「やった感」に満たされ、今日一日の充実感はほぼ満腹である。かくして、身心両面への良好効果で、それこそ、〈仕事〉を済ませた気分上々。
9月2日〈火〉
天気は上々で、意欲はあったのだが、どうも体の調子が上がらない。いつも会う歩き専門の彼が100メートルほど先を歩いているのだが、いっこうに距離が縮まらない。タイムは1時間9分36秒で、キロ8分42秒。つまり、これが彼の歩きのスピード。
9月3日〈水〉
春到来の陽気。23度。新設のメトロ路線に乗って、桜がきれいというその名もチェリーブルック駅へ。駅の構内に桜が植えられていて、満開。ほんのりと香りが漂っている。桜餅が食べたくなった。
9月4日〈木〉
深夜に起き、サイトの記事を書く。いわゆる「健康寿命」と「平均寿命」との間の、「要介護」期間に、無介護でいるという話なのだが、それがいつまで続くのかは、それこそ神のみぞ知る。その綱渡りのような期間を、あたかも当然のごとくに書いたりもしているのだが、もちろん、その該当者が希少であるどころか、自分のその立場すら、それこそ「綱渡り」なのだ。ともあれ、この恵まれた期間を、気兼ねなく、フルに活用するしかあるまい。
9月5日〈金〉
風の冷たい中、泳ぎ。1000メートル、28分43秒。