3月の一日平均訪問者数(下グラフでの赤線)は1,233人となり、2月の1,144人から11人減でほぼ横ばいとなりました。昨年8月の底からの復活基調については、小規模な上下動を見せつつ、その傾向は持続していると観測できます。
この引き続く全体の復活基調のなかで、ことに「天皇の陰謀」(紫線)の伸びがこの2年間ほどの最高値を示してそのけん引役をなし、しかもその絶対数が単独トップとなって突出し、単独項目として、読者による関心度の高さを顕示しています。
既述のように、この「天皇の陰謀」は、その英文原著の本サイト上への邦訳出版を2006年6月に着手、2013年9月に完了以来、長期「ベストセラー」となってきているものです。しかもその“売れ行き”が社会状況に連動する変化を見せてきており、一種の社会動静を計る「世論調査」の役を果たしているかの活用法も可能です。そうした意味を含んでの「2年来のトップ値」です。
「両生空間」関係項目(緑系の線で表示)では、「両生空間(無区分)」(黄緑線)がこの3カ月に大きな下落となり、「両生空間 2010-2019」(緑線)が今月、小幅な減少を見せています。一方、「両生空間 2020-」(コバルトグリーン線)がわずかな上昇となっています。
また、「初期論考」(青色線)がと「Oldコンテンツ天皇抜き」(空色線)、および「私共和国」(黒点線)が、三項目ほぼ同じ数値で大きく伸びています。
くわえて、先月注目した一昨年9月ネット出版の『自‘遊’への旅』が、2月中の185ヒットに続き、今月は124のヒットがあり、引き続いて単独項目の上位に位置しています。
最後に、「Feed」(ピンク線)ですが、昨11月をピークに、その後の急激な下降を遂げてきています。以前に解釈したように、それが後のヒット数を導くと見ると、この急落は、今後の訪問者数の落ち込みを予告しているのかも知れません。