私の《四分の三プロジェクト》が、その準備段階をへて、しだいにその構想が煮詰まってきています。それを一言で表すことは難しいのですが、別掲載の「二重意識」との「人間観」にも立って、複眼視野を失わずに、自分の主体性を発揮したいとの構想です。
そしてこの「複眼視野」とは、独自性と共通性という、一見、相容れないかの二要素の共存を堅持することです。
つまり、独自性とは、「健康」「年金」そして「両生体験」という《三大資源》が幸運にも得られていることで、それを生かすのは、言うなれば私の使命でもあるだろうことです。
また、共通性とは、そういう《三大資源》を稀有に得られているにせよ、私は、誰とも同じように、ただひとつの〈いのち〉でしかない存在であることです。
そうした《三大資源》をこの〈いのち〉を要として、なんとか相乗的に結びつけたいと願うものです。
以上のように、その構想は、煮詰まったとはいえまだまだ抽象的です。そしてその具体化は、追々、形を成してくるものと思われます。
ともあれ、この地点への到達が、75歳の今に起こっていることは、何やら示唆的である気がしています。そしてその示唆が何かをいま探っているところで、間もなく公表できるのではないかと思っています。