不動産ならびに銀行関係者によると、記録的な住宅価格の高騰は、初めて住宅を買おうとする人たちを、まずは不動産投資へと向かわせ、その物件の値上がりでもって、ローン購入の際の頭金の不足分に充てようとするケースが増加中という。 詳細記事

ABS(連邦政府統計局)の発表によると、住宅ローンはこの8月、その総数および投資目的の双方で、それまでの伸びから反転した減少をみせています。 詳細記事

NAB銀行の四半期不動産調査によると、今年第三四半期(7-9月)、賃貸利益率の縮小の中でさえ、住宅価格の高騰に陰りはなく、特に新築物件に対する外国人による購買熱は著しい増加を見せています。 詳細記事

不動産の評価と助言を専門とする企業、WBP社によると、メルボルンやシドニーのアパートの価値は、購入から入居までの期間に、最大で20パーセントの下落をしているといいます。

ほとんどの大都市でオフ・ザ・プラン購入されたアパートのうち、そのほぼ44パーセントは、完成した段階で、購入価格を下回っています。 詳細記事

1995年末以来、オーストラリアの住宅価格は283パーセントもの上昇を体験し、他の同列国のそれからは群を抜いたものとなっています。もっとも似通った競争相手である英国やニュージーランドでも、それぞれ194パーセントおよび181パーセントにすぎません。ましてや、米国のそれに対しては2.7倍にも達しています。以下は、オーストラリアン・ファイナンシャル・リビュー紙(9月2日付)によるその分析記事の抄訳です。 詳細記事

各都市によって状況はまちまちながら、ことにシドニー、メルボルンなどの東部州首都の賃貸アパートブームは終息の時期に入りつつあるとの見方が広がっています。 詳細記事

民間不動産価格調査機関のRP Data によると、2013/14年度(2013年7月-2014年6月)一年間の住宅価格の上昇は、この十年間で最大のものとなり、全国平均で10パーセントの大台にのり、10.28パーセントに達しました。 詳細記事

IMFの発表した資料によると、オーストラリアの住宅価格は世界の他国と比べても、また、過去の自国の実績と比べても、著しく高い水準に至っていることが数値的かつ視覚的に示されています。

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以下は、“Many dangers in off-the-plan rush”と題された Australian Financial Review 紙(2014年4月17日付)の記事の翻訳です。
 

4月12日の土曜日、シドニー中心街、バサースト・ストリートに予定されている6.9億ドル(655億円)規模の市内最高層アパート・プロジェクトの現場に、何百人もの購入希望者が列をなした。そして、売出しから一時間以内で、上海のグリーンランド・グループが市場に放出した120戸( 2017年完成予定) のうち90戸が売れた。

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 オーストラリアの住宅価格は、この3月までの一年間で、全国平均10パーセント以上の高騰を見せ、ことにシドニーとメルボルンは、それぞれ15パーセント、11パーセントと、その値上がりを先導しています。またこの間、一人当たり可処分所得の伸びは1.7パーセントにとどまっています。その結果、住宅購入がますます困難となり、統計的に見ても限界域に入りつつあると見られています。 詳細記事