旅の醍醐味は、何といっても訪問地自体のもつ地理的魅力ですが、それに劣らずに興味深いことは、その訪問先で一見“偶然”のように生じる未知の人との出会いです。ところが、その「偶然」というのは、実はそうではなく、世界のあまたの地からそこが選ばれ、そこを訪れた人々が共通して持つ選択や好みがその背後にあり、いわば「類が類を呼ぶ」収れんがそこに生じているのです。その結果、その出会いとは、そうした「類」同士における初接触であるのです。そういう意味で、その偶然は、あってしかるべき必然の産物なのです。そして、そうした出会いを体験したその新鮮な驚きは、旅の持つ地理的魅力に負けぬ旅の深みをもたらしてくれます。あたかも、旅という「ふるい分け」がもたらす絶妙の「縁結び」であるかのように。 詳細記事

私などには、クロップサークルはUFOなどとくらべ、やや馴染みの薄いテーマです。日本の田にも出現したことはあるようですが、私の知識の限りでは、それほどに知られた現象ではないようです。しかし、畑に一夜にして描かれる図形が、謎の現象であるどころか、ETからのそういう形での何らかのメッセージであるとすると、俄然、興味を引き起こされ、その本物を見てみたいとの関心も抱かされます。 詳細記事

 

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【新版(Second Edition)に基づく】


クロップサークル

「英国および世界各地に拡大している実に驚異的な現象がある。そしてそれについて、少数の人たちによる非科学的な思考やおそらく意図的な誤報が、ナイーブな報道によって世界的に取り上げられ受け入れられていることは、非常に残念なことである。その結果、何百万人もの人々は、その拡大する現象を意識して体験する機会を奪われてきた。それは私たちの文明の損失だが、幸いにも、そうした嘲笑され暴かれたクロップサークルの言動は、人類が先へと進む主要な変化には何ら貢献していない」――アラン・ホルト(NASA国際宇宙ステーション・プロジェクトマネージャー

私たちはいま、現代のトップ物理学者や天文学者たちが、間違いなく地球外からの訪問をうけているという論議を行い、また、過去30年間に世界中においてクロップサークルの出現頻度が増しているにもかかわらず、科学界はそうした現象に潜むどんな可能な証拠をも一蹴しているという、実に奇妙状況にある。

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