前回のここで、俺は「霊理的オーガズム」についてレポートした。実は俺、その言葉を使ってはじめて、これが「ことだま」作用というのだろうか、自分が肉体的死を経験する際、なんとも言えない心地よい感覚が伴っていた、それが何だったかが、ようやく解りはじめている。

《肉体的オーガズム》をもって命に炎がともされ、

《霊理的オーガズム》をもってその炎が消える。

《オーガズム》とは、あたかも、この生命界へ出入りするその両門における、《霊理》に触れる高鳴りなのだ。

そうなんだ、俺たちの死とは、そうした「霊理的オーガズム」を伴って次の“生命態”にのぼりつめる登頂なんだ。だから、人間、死のその瞬間、それまでの身体苦がどれほど辛かったとしても、微笑むような――いかにも「仏」のような――表情をしてそれを迎えうるのだ。そう、あたかも、未踏峰の初登頂者のように。

そして、MATSUもどこかで書いているが、そのようにして、俺たちは「し」というタイムマシーンに乗り込んで行くのだ。 詳細記事

今回の議論は実にセクシーです。しかも、宇宙的に。

それを一言にまとめれば、人類にあるRhプラスとマイナスの二種の血液型は、古代に渡来宇宙人が地球人との交配によって残した宇宙版セックスの産物である、というものです。

一方、前回の『両生“META-MANGA”ストーリー』で、「この霊性界では、陰陽の合体は宇宙生成の原点となっているのだ」と述べました。

だとすると、この「陰陽の合体」の一例が、その宇宙版セックスということとなり、まさに動かぬ証拠として、その二種の血液型が残されているということとなります。 詳細記事

 

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神々の血液

「精神的奴隷から自らを解放せよ。自ら以外の誰も、自らの心を解放することはできない。」 ――ボブ・マーリー〔1945-1981 ジャマイカのレゲーミュージシャン〕

遺伝学研究の成果によると、私たちは先祖が私たちに伝えた形質しか受け継ぐことができない。それ以上も、それ以下もできない。主流科学が指摘するように、もし人類がだれもアフリカの祖先から進化したとすれば、すべての動物の血液が同じ種類であるように、すべての人間の血液も相互に適応しているはずである。ならば、Rhマイナスの血液はどこから来たのだろうか。Rhマイナスの母体が身ごもったRhプラスの自分の子供を拒絶するということが、どうして生じるのだろうか。 詳細記事