前回、本サイトへの訪問者数が2018年の後半に、ほぼ50パーセントものジャンプを見せたことを述べ、その詳しい分析を予告しました。本稿は、その特異な増加についての分析です。
下グラフは、前回ではそれぞれ分離してグラフ化した「部門別ヒット数」の変化に重ねて「日平均訪問者数」を赤線で示し(10倍してプロット)、相互の関係をつかみやすくしました。また、矢印がそのジャンプの箇所です。
リモート時代のリアリティ把握法
本『両生歩き』サイトの過去10年ほどの利用状況の推移を、2種のデータを用いて分析してみました。その結果が示す要点は、顕著な成長の4年余りの後、2年間ほどの頭打ち期があり、そして直近2年間の下降という、長期的昇降現象が見られます。その中で、コロナ禍の影響は甚大なのですが、その他方で、訪問者の定着化が見られることです。
そこでまず最初に、2014年末以来の長期的な推移を見てみましょう(図―1)。
〔注記〕縦軸の数字は月総ヒット数ではその百倍が実数値、日平均訪問者数ではそのままが実数値。日付間隔は一定ではない。
今年1月の一日平均訪問読者数は、過去数か月の下降傾向が底を打って1,015人となり、先月の1,013人をわずかながら2人上回りました。これが、続いてきた下降傾向を反転させる兆候なのかどうか、もう少し推移を見守る必要があります。
こうした次第で、このような読者数統計結果は、その発行者にとって、二つのことを告げています。ひとつは、上記のごとく全体集計に見られる一日平均訪問読者数の下降傾向。もうひとつは、これは最近気付いたことなのですが、そうした全体傾向の中で、多数ではないものの特定記事への着実な読者数が見られることです。前者はもちろん私を落胆させますが、後者は力強い励しとなっています。 詳細記事 →
12月の本サイトへの一日平均訪問者数は1,013人となり、11月の1,245人から232人との、単独月では、本統計始まって以来の大幅な減少となりました。
下表は、2020年の通念変化を示したものですが、12月の一日平均訪問者数1,013人(赤下線で表示)は、5月の1,450人のピークから400人以上、ほぼ三分の一の減少です。 詳細記事 →
11月は1,245人、減少続く ; 月平均一日訪問者数
9月に新開設された『フィラース Philearth』では、10月3日号に『「理論人間生命学」第1原則』に《生命創造性;Life Creativity》を、11月3日号にはその『第2原則』として、「ワープ」体験を論じています。
10月は1,291人へさらに減少 ; 月平均一日訪問者数